見た目より実用性!上手な加湿器の選び方 2017

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見た目より実用性!上手な加湿器の選び方 2018

冬場のメイン暖房はずっと石油ファンーヒーターだった。

だけど、数年前に車を手放してから、灯油を買うのが大変になり「何か他の暖房を考えなくちゃなぁ」と思い続けて、今年。

石油ファンヒーターが壊れてしまった。おそらく寿命。

灯油の手配にずっと苦労していたので、いまさらもう一度石油ファンヒーターという気持ちにもなれず、とりあえず今年の冬はエアコンで乗り切ることにした。

調べてみると、最近の灯油の値上がりのせいで、エアコン暖房のほうが光熱費も安く済むらしい(新しい機種の場合)。

ファンヒーターの真ん前に陣取って、熱風をブォーブォーあびるのが何気に好きだったのだが、贅沢ばかりも言ってられない。

寒くてエアコンのスイッチをポチ。

で、気づいた。

乾燥対策しないとな、って。

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加湿の方式

何はともあれ加湿器だ。

リビングがおしゃれに見えるスタイリッシュなのがいいかな。可愛いデザインも捨てがたいな。

などと夢を膨らませつつ、加湿器の情報収集を始めた。

まずわかったのは、加湿器には加湿のタイプ別に

  • スチーム式
  • 超音波式
  • 気化式
  • ハイブリッド式

の4種類があるということ。

アタシが「加湿器」の言葉からイメージしていたオシャレなタイプや可愛いデザインのものは、そのほとんどが超音波式で、寝室などの狭い空間や、デスクの上などに置いて個人的に使うのを想定しているようだった。

リビング加湿にはやや非力。

広い面積をきちんと加湿するには、デザインよりも機能性を重視する必要がありそうだった。

そんなこんなで、アタシが理解したことを以下にまとめてみると。

スチーム式の特徴

加湿器に入れた水を電気(ヒーター)で沸騰させて、その蒸気で加湿するタイプ。

▼ イメージとしてはこれ。

沸騰するやかん

メリット・デメリット
◆メリット

  • 加熱するので、カビや細菌などが発生しにくい
  • 本体価格が安い(ものが多い)
  • リビングにも対応できる高い加湿能力

◆デメリット

  • 吹き出し口の蒸気が熱いので火傷に注意が必要
  • 電気代がかかる

超音波式の特徴

加湿器に入れた水を超音波で振動させて、水の粒を微粒子(ミスト)にして加湿するタイプ。

モクモクと白い煙が出る様子はスチーム式加湿器に似ているが、超音波式のミストは加熱していないため熱くない。

またミストは上に上がらず、下のほうに落ちて行く。

▼ 仕組みはまったく違うが見た目はこれ

ドライアイスの白いモクモク

メリット・デメリット
◆メリット

  • デザインが豊富
  • 本体価格が安い(ものが多い)
  • 電気代が安い
  • 吹き出し口が熱くならない

◆デメリット

  • 加熱しないので、カビや雑菌が繁殖しやすい
  • 水のミネラル分が白い結晶になる。家具などに白い粉がつく
  • 加湿量の少ないものが多い

気化式の特徴

水を含ませたフィルターに風を送風し、水分を気化(蒸発)させて加湿する方式。

▼ イメージとしては室内干しの洗濯物

残念ながら加湿器の代わりにはならない

メリット・デメリット
◆メリット

  • 吹き出し口が熱くならない
  • 電気代が安い
  • 加湿しすぎる心配がない

◆デメリット

  • 加熱しないので、カビや雑菌が繁殖しやすい
  • 気化する時に熱が奪われるので、空気が冷たくなる
  • 仕組み上、本体が大きいものが多い
  • 自然な加湿ができる反面、加湿スピードが遅い

ハイブリッド式の特徴

基本は気化式。ただし気化式の弱点だった加湿スピードの遅さをカバーするために、極度に乾燥している時はヒーターで加熱した温風をフィルターに送風する温風気化式に変身する(異なる方式もあり)。

メリット・デメリット
◆メリット

  • 吹き出し口があまり熱くならない
  • 電気代がスチーム式より安い
  • 気化式より速く加湿できる

◆デメリット

  • カビや雑菌が繁殖するのでフィルター掃除が必要
  • 本体価格が高い
  • 仕組み上、本体が大きいものが多い

次におさえておきたいのが加湿量。

部屋の広さにあった加湿量

たとえばAmazon.co.jpの商品ページにはこんな記載がある。

加湿量:最大500mL/h

と書かれている部分が「適正加湿量」というもの。1時間あたりに何ミリリットルの水分を空気中に放出できるかをあらわしている。

目安としては

  • 300mL/h:プレハブ8畳/木造5畳
  • 500mL/h:プレハブ14畳/木造8.5畳
  • 700mL/h:プレハブ19畳/木造12畳
  • 100mL/h:プレハブ28畳/木造17畳
  • 1500mL/h:プレハブ42畳/木造25畳

ここで大事なのは、加湿量に少し余裕のあるものを選ぶこと

加湿能力が高くなればなるほど、本体の価格も上がってしまうので、どうしてもギリギリのところを攻めたくなってしまうのはわかる。アタシもそうだ。

ところが余裕のない状態で加湿をしていると、特にハイブリッドなどの場合は「何とか部屋を加湿しなくちゃ!」と加湿器が頑張りすぎて、常に加熱気化式で運転をしてしまうのだ。

頑張ってくれるのはうれしいのだけど、こうなると電気代の高い状態がずっと続いてしまう。

それよりも、加湿量に余裕のあるものを選んでおけば、素早く部屋全体を加湿できるので、電気代の安い平常運転の時間が長くなる。

本体価格は買ったその時だけだけど、加湿器を使う時間は長いので、こういったランニングコストもしっかり抑えておきたいポイントなのだ。
(^^)

ちなみに、超音波式は加湿量の少ないものが多いので、広い部屋で使いたい時は「適正加湿量」の数字をしっかりチェックしておこう。

上手な加湿器の選び方まとめ

チェックポイントは色々あるが、すべての理想をギュッと凝縮した加湿器がないのは本当に残念なところ。

メーカーさんもそのことはわかっているだろうから、あと何年かしたら「お手入れ不要!」の気化式なんてのも出るかもしれないが(ホントか!?)今はタイプ別に加湿器のメリット・デメリットをしっかりと把握して、少しでも自分にぴったりと来るものを探すしかない。

とにかく安いもの

>>超音波式
予算はないけど、今すぐにでも加湿したいという場合は、とりあえず超音波式。湿度設定機能がなかったり、壊れやすいものがあったりするので、レビューなどを徹底的に確認したほうがいい。

どーしても面倒な手入れは嫌!

>>スチーム式
加熱するのでカビ・雑菌の繁殖が少なく、手入れはほとんど不要。ただし小さな子どもやペットがいる場合は火傷に厳重注意。電気代は1時間あたり3.5円~7円。高い!

電気代を安く抑えたい

>>気化式
フィルターに水を含ませてファンで風をあてて気化させる方式なので、電気代が一番安い。1時間あたり0.1円~0.5円。フ、フィルターの掃除さえなければ……。

たっぷり加湿したい

>>スチーム式
水を沸騰させて蒸気を放出するのでパワフルな加湿性能を持つ。湿度が設定できないタイプだと、加湿しすぎて結露しやすくなる欠点も。

>>ハイブリッド式
あまり乾燥していない時は気化式、乾燥がひどい時は温風気化式に切り替わるのでうまい具合に湿度調整をしてくれる。フィルター掃除はやっぱり必要。

加湿しすぎ厳禁!結露は嫌

>>気化式
スチームのような即効性はないが、周囲の乾燥にあわせて水分が気化するので、一番自然に加湿することができる。

>>ハイブリッド式
あまり乾燥していない時は気化式で運転するので、加湿しすぎることがない。

>>湿度設定ができるもの全般
どんな加湿タイプのものでも、湿度設定の機能がついているもののほうが安心。家にある湿度計を小まめにチェックすればいいという話もあるけど、そりゃ面倒だよね。
(~_~;)

理想的なのは、

  • 吹き出し口が熱くならない
  • お手入れ不要
  • 電気代が安い
  • 素早い加湿(だけど加湿しすぎない)

といったものなのだが、そんなものはないのだから仕方がない(苦笑)。

アタシのモノ選びの基準には買った後にどれだけ楽ができるかってのがいつもあるのだが、加湿器に関してはこれを当てはめることができないのが何ともつらいところ。

楽をしたいのならば、お手入れの必要がほとんどないスチーム式を選ばなくちゃいけないのはわかっている。

だけど、ネコ様のいるわが家で吹き出し口の熱くなるスチーム式はかなり危険。しかも電気代がかなりかかる。

ケチ 節約家なもんで、電気代が気になってギリギリまで加湿しない……なんてことも十分に考えられる。

で、でも。

気化式の1ヶ月1度のフィルターのお手入れなんて、これはこれでハードルが高い。

うーん、うーん、うーんと悩んで、それでもエアコン暖房で室内がパッサパサに乾いていくのに耐えかねて、アタシの出した結論は。

加湿空気清浄機

最終的にただの加湿器じゃなくて、加湿空気清浄機を購入した。

▼ これ

どうせ手入れが面倒なら、ついでに空気もキレイにしちゃってよ。

ってなものだ。

ヤケクソとも言う。
(~_~;)

空気清浄機に気化式の加湿機能がついたものなので、基本はお値段高めなのだが、型落ちということもあってかなりのお手頃価格で提供されている。

現時点(2017.11.29)では、Amazon.co.jpの空気清浄機部門で1位を獲得しているベストセラー商品だ。

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以上、見た目より実用性!上手な加湿器の選び方のご紹介でした。ではでは。

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