もう迷わない!炊飯器をすっきり簡単に選ぶための3つのポイント

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炊飯器を買おうと思い立ってから、すでに1年くらいが過ぎているんじゃないかと思う。

別に最高級の炊飯器を買いたくて貯金をしているわけじゃない。

どれを選んだらいいのかさっぱりわからないのだ。しかも、調べれば調べるほど深みにはまってしまいさらに混迷を極めるという、とんでもない泥沼だ。

最近の炊飯器はやたらめったら内釜に力が入っている。内釜の違いがご飯の美味しさに直結するんだそうだ。

さらにメーカーさんは炊飯器に投入したありったけの技術をアピールして来るのだけど、それって消費者にまでちゃんと届いているのかな?

届いてないのはアタシだけ?

そんなこんなで、炊飯器選びにもいい加減うんざりしてきたので、今回はアタシなりの簡単な炊飯器の選び方を考えてみた。

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「マイコン」「IH」「圧力IH」の違い

据え置き型の食器洗い乾燥機なんて、いまやパナソニックしか選択肢がなくなってしまったというのに、炊飯器と来たら、そりゃあもうびっくりするほど種類が豊富。

家電量販店に出かけてみたら、炊飯器の棚がずらりと並んでいて

世の中のヒトたちはこんなに炊飯器ばかりを買っているのか!?

と思いたくなるほどだった。

仕方ないから、端からひとつずつ見ていたら、すかさず店員さんが近寄ってきて

「IHはこちらの棚、圧力IHならあちらの棚になります。まずはどのタイプにするか決めたほうがいいですよ」

と話しかけて来た。

で、カタログやネットや店員さんの知識を総括すると、だいたいこんな具合。

  • マイコン:一番価格が安い。少量炊くだけならこれでも十分だが、家族向けにはちょっとつらい。
  • IH:粒の立ったしゃっきりご飯が好きならこれ。
  • 圧力IH:もっちりタイプのご飯がたける。価格が高い。

家族向けを探していたのでマイコンタイプを候補から外すと、残るはIHと圧力IH。

少し前までは、圧力IHのほうが圧倒的に美味しいという意見が多かったのだが、最近では、炊き上がりのご飯の好みに応じて

しゃっきり派⇒IH

もっちり派⇒圧力IH

になっているっぽい。

「堅めのご飯が好きなのに、あえて価格の高い圧力IHを買う必要はない」とは店員さんの談。

炊飯技術は素人にはわからない

近頃の炊飯器はとにかく高い!

ドラム式洗濯機や大型冷蔵庫が高いのは何となくわかるんだけど、両手で持ち運べるサイズのあの炊飯器がどうしてここまで高価なのか。

なんだったら、安いノートパソコンよりも全然高かったりするからね。

価格の高さを正当化するためなのか、はたまた他社との差別化のためなのか、炊飯器のカタログには各社独自の工夫や技術がやたらめったら詰め込まれている。

パナソニックの「Wおどり炊き」に日立の「圧力スチーム炊き」。内がまにこだわるタイガーの「本土鍋」、東芝の「本羽釜」そして三菱電機は「本炭釜」で対抗。

高いから失敗したくないという気持ちとは裏腹に、高くなればなるほど、何が何だかまったくわからなくなって来る。

「わからないから」と次々調べ始めると、わかるようになるどころか、しまいには炊飯器を買うのが嫌になってくる。

なのでこう思うことにした。

アタシみたいな素人には、結局のところ技術の違いなんてわかりゃしないのだ。

炊飯器にはご飯を美味しく炊くための知恵が詰め込まれている。だけど、それ以上でもそれ以下でもないと考えれば、炊き方の工夫なんてものは、さして重要ではなくなって来る。

ある程度のレベル以上の炊飯器ならば、ご飯が美味しく炊けるのは当たり前なのだから、あとは見た目とか、使い勝手とか、なとなく「これ!」って感じるインスピレーションとか、そんなもので選んだほうが時間も無駄にならないし、心穏やかでいられる。

ほら、よく言うじゃん。

化粧水や乳液は5000円以上になるとどれも効果はほとんど同じって。

あれと同じ原理だ。

マイコン、IH、圧力IHの間には明らかな違いはあるだろうけれど、あるラインを超えちゃったなら、あとはもうみんな同じなのだ……、というか、同じと思おうじゃないか(笑)

簡単に洗えるかどうか

炊飯器は毎日のように使うものだから、使い勝手の良さも大切なポイントだ。

アタシは基本的にナマケモノなんで、手入れが簡単かどうかで「モノ」を選ぶことがよくある。

記事にも書いたけど、たとえば包丁は錆びやカビの発生が気にならないオールステンレスタイプを使っている。

包丁って、なんでこんなにたくさんの種類があるんだろう。 そう思ったことはないだろうか。アタシは、ある。 あまりに種類が多...

これと同じ理屈でいくと、

洗うのが面倒な圧力IHよりも普通のIH

ということになる。

とういうことかと言うと、圧力IHは圧力を調整するための仕組みがどうしても必要になってしまい、内ぶたにそれ用のパーツが取り付けられている。

「簡単に取り外して洗えます」とは言うものの、パーツが多くなればなっただけ、洗う手間が増えることになる。

美味しいご飯のためなら、多少の手間なんて気にしないという人ならば問題ないのかもしれない。だけど「それが毎日のこととなると、ジワジワ来るかもしれないな」とちょっとでも思った人は

実際に店頭で炊飯器のフタの裏側を確認してみることをオススメする。

アタシも店頭に行って、一通り炊飯器を開けてみたけれど、普通のIHのツルっとした内ぶたを見た後に、圧力IHの内ぶたを見てしまうと、

やっぱりIHタイプでいいかな。

と思ってしまう。

炊飯器の内がまの保証期間

耐久性も気になるところ。

近頃では各社とも、内がまには長めの保証期間をもうけていることが多い。2017年11月現在の手元のカタログによると。

  • パナソニック:最高級品は5年保証、それ以外は3年保証
  • 日立:全製品6年保証
  • タイガー:通常1年。3年のものもあり(詳細不明)
  • 三菱:3年。上位機種については保証期間の記載なし
  • 東芝:圧力IHと高級IHは5年。その他IHは3年。マイコンは記載なし。
  • 象印:圧力IHは3年保証。それ以外は記載なし

記載のないものについては、おそらくは本体と同じ1年保証なんじゃないかと。

こうして見てみると、日立の全品6年保証が抜きんでているのがわかる。

内がまの材質

多層釜

普及価格帯のIH炊飯器の多くに使われているのがこの多層釜(アルミやステンレスなどの材質を重ねあわせた釜)。

内側のコーティングさえ丈夫ならば、多層釜で十分なんじゃないかと思うのだけれども、各社とも高級機種にはこだわりの材質の釜をラインナップしている。

唯一高級機種にも多層釜を採用しているのがパナソニックの「ダイヤモンド竈(かまど)釜」。内側にダイヤモンドプレミアムコートを採用していて「軽く、強く、熱効率に優れた素材をバランスよく組み合わせ」ている。

IH方式とは、金属製の調理器具(内がま)に磁力線を流すことで、内がまそのものを発熱させる仕組みです。IHに対応させるために、内がまには様々な素材を張り合わせた多層釜が多く使われます。

鉄釜

日立の「高電熱 打込鉄・釜」、東芝の「かまど本羽釜」そして象印の「南部鉄器 極め羽釜」がこれにあたる。

鉄は発熱効率がとても高くておいしいご飯が炊けるのだけれども、いかんせん重い!

それでも日立の「打込鉄・釜」や東芝の「かまど本羽釜」はアルミ合金を挟み込むなどして多少の軽量化がはかられているが、象印の南部鉄器はかなりの覚悟が必要そうだ(内がまの重さ約1.8Kg)。

本炭釜

三菱電機の炊飯器のうち、高級機種が採用しているのが本炭釜。炭素材料のかたまりを釜の形にくり抜いてつくったもの。

IHと相性がよく、発熱効率がとても高いのでおいしいご飯を炊くことができる。

のだけれども。

なんせ炭素材料が原料なので、落としたりぶつけたりすると、割れてしまうことがある。取り扱い注意な釜。

土鍋釜

タイガーが採用しているのが「本土鍋」。

土鍋で炊くご飯が美味しいというのは有名な話だけれども、それを炊飯器の内がまに採用してしまうという大胆さ。

下位機種は「土鍋」ではなくて「土鍋コーティング」になるが、それでも土鍋という言葉を聞くと、無意識のうちに美味しいご飯をイメージしてしまう。

ただ、本炭釜と同じなのだけれども、土鍋釜も衝撃には弱い。落としたりぶつけたりは厳禁な、取り扱い注意のデリケートな内がまだ。

おすすめの機種

「美味しい」の感じ方は人によって違うし、使うお米によっても違うし、さらに言えば水の量によっても炊き上がりは変わってしまう。

そんなあいまいな物を基準にして

おいしいご飯がたける炊飯器♪

を選ぼうとすると、いつまでたっても決められない泥沼にはまり込んでしまうが(アタシだ!)別の角度から炊飯器を見直してみると、案外さっくりと機種を絞り込むことができる。

  • 手入れの簡単さ(IHか圧力IHか)
  • 長く使えるかどうか(内がまの保証期間)
  • 取り回しの簡単さ(内がまの素材)

この3つのポイントをもとにして、あとは予算や炊飯量によって選んでいけば、あんなにも難しいと思った炊飯器選びもぐっと簡単になるはずだ。

ちなみにアタシは。

手入れの簡単さが最優先なので、炊飯方式はIH。内がまの保証期間が長いもの。多少雑に扱っても大丈夫そうな多層釜のもの。

そうやって選んで行くと、候補になって来るのは。

このあたり。

うん、すっきり選べた!

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みなさんもぜひ、味以外の別の角度からの炊飯器選び、試してみて下さい。効果てきめんですよ。

以上、すっきり簡単!上手な炊飯器の選び方のご紹介でした。

ではでは。

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