人気包丁ブランド「藤次郎」の特徴と選び方

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人気包丁ブランド「藤次郎」の特徴と選び方
出典:藤次郎公式サイト

今までのものより少し良い包丁を買おう。

そう思ってスーパーやホームセンターに出向く。と、そこに並んでいるのは「関孫六」「ツヴィリング」「ヘンケルス」あたりじゃないだろうか。

値段もお手頃価格のものから、1万円をオーバーするものまであって

「この中から高い包丁を選べばいいのかしらん?」

となってしまいがちだ。

少し前まで、アタシはその程度の認識でしか包丁を見ていなかったから、恥ずかしながら「藤次郎」を知ったのは最近のこと。

知る人ぞ知る有名ブランドらしいが、貝印の「関孫六」のような圧倒的な販売体制を敷いてないので、アタシのように包丁といえばスーパーで買うものと思っていると、なかなか出会うことがない。

インターネットがなかったら、たぶん一生出会っていなかった。

というわけで、お料理好き主婦よりも、包丁が大好きな人に圧倒的な評価を受けている藤次郎の特徴とおすすめのシリーズを以下にまとめてみた。

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包丁ブランド「藤次郎」とは

「藤次郎」は「ものづくりのまち」として有名な新潟県燕三条市に本社を置く藤次郎株式会社のブランド。

もともとは藤寅工業という名前だったのだけれども、2015年7月1日に社名を藤次郎株式会社に変更した。それだけ「藤次郎」というブランドが有名になったということなのだろう。

株式会社イー・マーキュリーがmixiのヒットを受けて株式会社ミクシィに社名変更したのと同じような感じかな。

複合材(刃材となる鋼をステンレスではさんだ三層割込)からなる包丁の生産を得意としていて、他社では1枚板であることが多いオールステンレスタイプの包丁も、藤次郎は刃材をしっかりと入れ込んだ三層割込になっている。

このため、藤次郎の包丁は良く切れて、錆びにくく、しかも研ぎやすい(ものが多い)。
\(*T▽T*)/

「そんなに優れものの包丁なら、さぞかしお高いんでしょ?」

と思いたくなるところだが

藤次郎の包丁はコストパフォーマンスも非常に高い

他社の同程度の包丁とくらべると、藤次郎のほうが明らかにお手頃価格だ。

あとは、どちらかと言えば男性受けしそうな実直なデザインが好きになれるかどうか。本物志向で格好いい!と思えたら、ぜひ購入を考えたいブランドだ。

(あとはね、スーパーとかで実物を気軽に見られると、もっといいんだけどね)

「藤次郎」人気シリーズとその特徴

情報はすべて家庭用としてもっとも一般的な三徳包丁のものを使用。実売価格は調べた時点のものなので変動の可能性あり。実際に購入される場合は、Amazon.co.jpや公式サイトなどで実売価格や基本情報の確認よろしくです。

藤次郎 DPコバルト合金鋼割込

雑誌LDKの包丁部門で、切れ味の良さとコスパの高さから第3位にランクインしたのがこの「藤次郎DPコバルト合金鋼割込」

藤次郎のスタンダードモデルともいうべき1本で、3000円ちょっとのお手頃価格もうれしい。

【刃材】コバルト合金鋼
【側材】13クロームステンレス
【ハンドル】黒積層強化木
【生産国】日本
【価格】4320円
【実売】3100円

TOJIRO PRO DPコバルト合金鋼割込

衛生的なオールステンレスの包丁。他社のオールステンレスと違い、コバルト合金の刃材がはさみこまれている。

スタンダードモデル「藤次郎 DPコバルト合金鋼割込 F-311」と刃材は同じ。

アタシが次に買うならこの1本とひそかに狙っている包丁でもある(笑)

【刃材】コバルト合金鋼
【側材】13クロームステンレス
【ハンドル】18-8ステンレス
【生産国】日本
【価格】8640円
【実売】5600円

藤次郎 粉末ハイス鋼割込

刃材には抜群の切れ味とその持続性を持つ粉末ハイス鋼を使用。

硬いため研ぐのが少しばかり難しい。簡易シャープナーもあまり役に立たないので、きちんと砥石で手入れができる人向き。

【刃材】粉末ハイス鋼
【側材】13クロームステンレス
【ハンドル】積層強化材
【生産国】日本
【価格】17820円
【実売】12000円

ポイントとまとめ

コスパ

「同じ価格帯の包丁をくらべたら、明らかに藤次郎の包丁のほうが性能が優れている」
そう言われるほどにコスパの高い藤次郎の包丁

「高い包丁=切れる包丁」と思い込んでいると、藤次郎のコスパの高さが災いして、それほどでもないのかな?と勘違いしてしまいそうなほどだ。

買う前に下調べをしておけばこそ、素人ながらに藤次郎の価値がわかるというもの。

ビバ!下調べ!!(笑)

Amazon.co.jpのレビューでどなたかがおっしゃっていたが、地元の燕三条の地場産業振興センターなどでは、藤次郎の包丁は値引きすることなく販売しているという。

ブランドイメージを保つためかと思ったら、安くすると観光客に逆に売れなくなってしまうからなんだとか。

藤次郎のコスパの高さがわかるというものだ。

食器洗い機

食洗機でまるっと洗うことを考えているのだとしたら、藤次郎は選択肢からはずさないといけないかもしれない。

オールステンレスの「TOJIRO PRO DPコバルト合金鋼割込」ですら食洗機が使えないとAmazon.co.jpの商品説明に書かれている。

そのほかの包丁については、Amazon.co.jpにも公式サイトにも記載はないのだけれども、恐らくは似たようなものだろう。

どうしても食洗機で包丁を洗いたい場合は、関孫六やツヴィリングの食洗機対応のものを選んだほうがいい(グローバルは食洗機不可)。

価格・見た目・切れ味で選ぶ

藤次郎には、ここで紹介した他にもいくつかのシリーズがあるので詳しくは公式サイトで確認してもらうとして。

ざっくりとまとめるならば。

  • 価格で選ぶなら「藤次郎 DPコバルト合金鋼割込」
  • 見た目で選ぶならオールステンレスの「TOJIRO PRO DPコバルト合金鋼割込」
  • 更なる美しさを求めるなら「TOJIRO PRO ニッケルダマスカス鋼鍛造」
  • 切れ味を求めるなら「藤次郎 粉末ハイス鋼割込」

といった感じになるだろう。

ちなみに。

先にも書いたが、アタシだったらオールステンレスの「TOJIRO PRO DPコバルト合金鋼割込」を選ぶ。

何よりもオールステンレスの美しさと清潔さが大好きなもので。

藤次郎公式サイト

Amazon.co.jpで「藤次郎」を見てみる

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以上、コスパ最強の包丁として人気の「藤次郎」の特徴と選び方のご紹介でした。

ではでは。

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